御朱印「松島神社」(東京都中央区)

日本橋にあるビルの1F部分に鎮座する珍しい神社。

日本橋七福神の一社でもあり、大国主もお祀りされていて、別称大鳥神社。

 

御由緒

 

松島神社b

創建年代は不詳だそうですが、口伝では1321年(鎌倉時代の元享)より前に、柴田家の祖先が下総の国からこの小島に移り住みんで、邸内に勧請したとされています。

1585年(天正13年)に邸宅を公開したところ、松の木が鬱蒼と茂っていたことから「松島稲荷大明神」と称されるようになり、江戸時代になってこの神社のあたりが松島町と名付けられたそうです。

 

御祭神

松島神社c

稲荷大神、伊邪那岐大神、日前大神(天照大神)、北野大神(菅原道真公)、手置帆負神、彦狭知神、淡島大神、八幡大神、猿田彦神、琴平大神、天日鷲神(大鳥大神)、大宮能売神(おかめさま)、大国主神(だいこくさま)

 

 

日本橋七福神 大国主

松陰神社f

もとは密教の大黒天で、大国主命と神仏習合して出来た神道の神。

豊穣の神様とされ、大黒様として信仰され親しまれています。

 

「良夢札(りょうむふだ)」

松島神社で有名なのが、「良い夢が見れて、それが正夢になるかもしれない」とされるお札です。

良夢札の中にある用紙に願い事を書き込み、札を枕の下に入れて眠ります。

良い夢をみることができたら、札を松島神社に持参し、正夢になるようにお願いするとご利益があるとされています。

昔から年の初めの甲子(きのえね)の日に、枕の下に大国主神(おおくにぬしのみこと)を入れて眠ると、良い夢を見たことが正夢になるといわれていました。

受験、就職、お見合いなどの前日、また病気回復など、人生の節目の願い事にご利益があるそうです。

 

その他

松島神社a

本殿は普段、ガラス貼りのドアで閉じられていて、開いた部分から参拝できるようになっています。

以前参拝した際は、社務所が閉まっており、呼び鈴を鳴らさせて頂いたのですがお留守でした。

社務所の開いてるときに参拝した際、お伺いしたのですが、年末年始や祭礼以外は週に1度ほどしか社務所を開けていらっしゃらないとのことでした。

御朱印は、呼び鈴で対応できる場合は対応して下さるとおっしゃってましたが、神主さんが不在の場合は和紙に御朱印が書かれているものに日付を入れたものをお渡しするかたちになるとのことでした。

神社名のものと、七福神のものと、二種類の御朱印を頂くことができます。

 

アクセス

東京メトロ半蔵門線水天宮前駅5番出口:徒歩1分

東京メトロ日比谷線人形町駅A1出口:徒歩3分

 

中央区日本橋人形町2-15-2

03-3669-0479