御朱印「二宮神社」(千葉県船橋市)

船橋市三山に鎮座する二宮神社は歴史も古く、子育てや安産で御利益があると信仰されています。

七年に一度の大祭は、縁ある九社の神輿が集まる盛大なもので「安産御礼大祭」とも呼ばれています。

 

二宮神社

二宮神社a

御祭神
建速須佐之男命(たけはやのすさのおのみこと)
櫛稲田比売命(くしいなだひめのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)

相殿
藤原時平公(ふじわらのときひら)

配祀
大雀命(おおささぎのみこと)、誉田別命(ほんだわけのみこと)

二宮神社b

末社二社
香取神宮(経津主命) 合祀 鹿島神宮(健御雷之男命)
金刀比羅神社(大物主命) 合祀 人麿神社(柿本人麻呂)

 

御由緒
弘仁年間(810~823)嵯峨天皇の勅命により創建されたと伝わってます。
また、延喜5年(905年)に編纂された「延喜式」の「神名帳」にある「千葉郡二座(並小)」の一座である「寒川神社」であったといわれています。
(二宮神社略記より抜粋)

 

 

[子授かり][安産]

室町時代、当時幕張の城主であった千葉家の奥方が難産で困っているときに、二宮神社を含む四社に安産祈願を行ったら無事に立派な男の子が生まれたという逸話から、安産、子育ての御利益があると信仰されているそうです。

 

本殿

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現在の社殿は安永年間に流造りで建築されたものです。

 

おみくじについて

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おみくじを結ぶところにこのような立札がありました。
神主さんに伺ったところ、「どこに結べば良いか問われることが多いので、そのように指定しておいただけだろう」とのことでした。
そのついでにと おみくじにまつわる面白いお話をお伺いすることができました。

おみくじはできればその場で結んで帰らず、できれば持ち帰って、たまに読み返すと良いとのことでした。

おみくじは、単なる占いではなく、神様からの有難い教訓なのです。
時折読み返したり 迷ったり悩んだりしたときの心の支えにするものであるっと。

後日、またどこかでおみくじを引こうと思ったとき、その時が結び時だとおっしゃってました。
そのときは状況が変わり、新しいお告げを頂いたということなので、前のおみくじをお返しするタイミングなのだそうです。

二宮神社e

以前、大凶のおみくじを引いてしまったが、気になるのでもう一度おみくじをひいたら大吉が出たという方がいたそうです。
大凶のあとに大吉。どういう意味があるのか知りたいとおっしゃってたので見せてもらったところ、書いてある内容はほとんど同じだったそうです。
下を向いて歩くと危ない=前を向いて歩くと転ばない・・・など、言い方が違っても内容は同じだったりします。
大吉、末吉などより大切なのは、書かれている内容を熟読し自らの戒めにすることなのだそうです。

 

その他

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アクセス

JR津田沼駅(北口)よりバスで20分「二宮神社行」「二宮神社前」下車すぐ

千葉県船橋市三山5-20-1

(047)472-1213