「招き猫」発祥の地で、可愛い招き猫の印の入った御朱印を頂ける神社です。
招き猫が良縁を招いてくれるということから、婚活や縁結びのパワースポットとしても有名です。
また、 浅草名所七福神の一社で、福禄寿(ふくろくじゅ)もお祀りされています。
御由緒
御祭神 應神天皇(おうじんてんのう=誉田別尊ほんだわけのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと) 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
平安末期の1063年、奥羽鎮守府将軍伊豫守源頼義・義家父子が勅命により奥州征伐に向かう際、鎌倉と浅草今之津(現在の今戸)に京の石清水八幡を勧請したのが今戸八幡(現在の今戸神社)の創建だそうです。
その後、関東大震災や東京大空襲など数々の被災を受けるたび再建されてきて、昭和になって白山神社と合祀され社名が今戸神社と改称されました。
招き猫
招き猫発祥の地とあって、境内の至る所で招き猫の姿を目にします。
拝殿の左手にも1mほどの男女の招き猫が並んでいて、拝殿の奥にも2m近くはありそうば男女の招き猫が鎮座していました。
「招き猫」は商売繁盛や福を招く御利益があると言われていて、右手をあげている招き猫は人との縁を授けてくれ、夫婦の招き猫は良縁を招いてくれると信仰されていることから、婚活のパワースポットとして良縁祈願や縁結びを願う人が多く参拝に訪れていました。
授与所の右奥にある社務所には招き猫にちなんだ多くの授与品が並んでいました。
陶器のおみくじは、6種類の招き猫の陶器がおみくじについているもので、とても可愛いです。
恋勝みくじは紙でできた巫女姿の招き猫のようなしおり型になっており、お財布などに入れて身に着けることができるようになっていました。
また社務所では招き猫をモチーフにした招き猫的イメージダンス映像が放映されていて、その周りを今戸焼の招き猫のほか、たくさんの招き猫の像が並んでいました。
なで猫
ここ最近、飾られるようになった願いをこめて優しくなでたあと、その写真を携帯の待ち受け画面にすると御利益があるとかないとか。
”お江戸は浅草 今戸で生まれ 愛され続ける 招き猫”
狛犬
境内の至る所で招き猫を見かけるのですが、狛犬も二対+1並んでいました。
縁結び
また、今戸神社では祈願絵馬に書いたお願いが叶ったとき、神様にその旨を報告する成就絵馬を納める習慣があり、絵馬かけには祈願絵馬や成就絵馬が多くかかっていました。
授与所の前にベンチが向かい合って並んでおり、そこではお見合いのような婚活イベントも開催されているとのことでした。
浅草名所七福神
御祭神 福禄寿(ふくろくじゅ)
白髪童顔の温和なお姿をされていて、年齢は数千年といわれ、福(=幸福)と禄(=生活や仕事などの経済的な安定)と寿(健康で長生き)の三つの福徳を授ける福の神です。
沖田総司の終焉の地
幕末の時代、幕府の下で治安の取り締まりを行なっていた新撰組で活躍した沖田総司が、病気で体調を崩し隊を離れてから療養のため身をよせていた名医松本良純の住居のあった場所。
治療の甲斐なく、この地で亡くなったと石碑に書かれています。
その他
社務受付時間 9:00~17:00(年中無休)
御朱印は拝殿横の授与所にて頂くことができました。
社名のものと、浅草名所七福神の福禄寿のものと二種類あります。
こちらの御朱印は、可愛らしい招き猫の印や福禄寿の印を押して頂けるユニークで珍しい御朱印だと思います。
アクセス
東京メトロ銀座線「浅草駅」:徒歩15分
都営浅草線「浅草駅」:徒歩15分
東武スカイツリー線「浅草駅」:徒歩15分
浅草名所七福神の待乳山聖天より隅田川側に進んだ徒歩5分ほどの場所にあります。
駐車所はないようなので、近隣のパーキングを利用することになります。
〒111-0024
東京都江東区今戸1-5-22
TEL 03-3872-2703