強運厄除け、東京銭洗い弁天の社。日本橋七福神の一社でもあり、福禄寿もお祀りされています。
御由緒
御祭神 倉稲魂神(うがのみたまのかみ=お稲荷大神)
市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ=弁財天)
福禄寿(ふくろくじゅ)
万福寺という観世音菩薩と弁財天をお祀りする庵があったそうです。
今からおよそ600年ほど前に悪疫が流行した頃、網師の翁が網にかかったという稲穂を持って庵を訪れ数日滞在しました。
ある夜、当時の庵主の夢に開基恵心僧都が現れ、「網師翁を稲荷大神として崇めれば悪疫は去る」と告げました。
翌朝、網師翁の姿は消えていましたが、庵主はお告げを村の人々に伝え翁を小網稲荷大神と称え神社を創建したところ、悪疫は去ったといわれています。
強運厄除け
第二次世界大戦時、出征奉告祭に参加しお守りを受けた氏子の兵士たちは全員生還できた
東京大空襲では境内建物全部が戦災を逃れた
大正の関東大震災では、社殿などは倒壊したものの ご神体を抱えた宮司が避難した橋の下では 大きな混乱が起きることもなく大勢の人が助かった
などの御由緒から、強運厄除けとして信仰されています。
東京銭洗い弁天の社
小網神社の前身の万福寺が廃絶したため、万福寺に安置されていた弁財天をお祀りしているそうです。
境内にある「銭洗いの井」で金銭を清め、財布に収めて使わないでおくと財運が授かるといわれています。
その他
御朱印は拝殿横にある社務所で頂くことができました。
神社のものが二種類と、七福神の福禄寿のものの、計3種類の御朱印を頂けるようです。
オリジナルの御朱印帳が赤と青とあったので、赤いほうを頂いてきました。
アクセス
東京メトロ日比谷線「人形町駅」:A2出口徒歩5分
都営浅草線「人形町駅」:A5出口徒歩8分
東京メトロ半蔵門線「水天宮駅」:8出口徒歩10分
東京メトロ東西線「茅場町」:10出口徒歩15分
〒103-0016
東京都中央区日本橋小網町16-23
(03)-3668-1080