流山市と柏市の間に位置し、「おすわさま」の愛称で親しまれている神社。
源義家献馬像を始め、狛犬など境内には多くのブロンズ像が展示されています。
御由緒
平安時代(804年)信濃国諏訪大社より御神額をいただき、この地に御鎮座されて約1200年の歴史があるそうです。
大国主神を祀る大神神社から、お子様の健御名方富命を祀る諏訪大社が紹介され、一行は陸路諏訪大社に詣って開拓の加護を祈り、神額を拝載してここに神社を設けたことにつながったと思われます。
御祭神 健御名方富命(たけみなかたとみのみこと)
大国主命の御子神で、国護りの神話のなかで大和国の健御雷神と力競べとなって諏訪国へ逃れたとされる神。
健の御字は、人偏の人は立派な人、人之所畏、又すこやか、たけしい、つよいの意であって、易経に天行健や、文明以健などとあり、健康に通じ、之がご守護を、お授け下さる御神徳を称えたのです。
御名は水、方は潟をさし、あの諏訪湖の水の恵みから、生活に欠くことのできない水をお与え下さる御神徳を称えたのです。
富というのは、ウカンムリは家のことをさし、禮記に不饒富の注に備也とあり、大学には富潤屋とあり、生活に必要な備えをさします。豊かな生活を御譲り下さる御神徳を称えます。(駒木諏訪神社HPより抜粋)
御神水
御祭神の[御名]は水、[方]は潟の意があり、生活に必要な水を与えてくれる御神徳があるとされており、豊かで清らかな水が湧き出ていました。
ひょうたんのような形をした御神水入れが、社務所前にて¥300で頂けるように用意されていました。
本殿と姫宮神社
諏訪神社の御社殿は江戸時代のものです。神社の創建は古いのですが、この社殿は寛延2年(1749)の火災により宝物などと共に焼失、残った曼荼羅、鰐口などは別当寺に与えて新たに建てなおしたものだそうです。
本殿に並んで建っているのが姫神の鎮まる摂社の姫宮神社で、ご正殿に一緒にお祀りするところが多いようですが、諏訪神社は、信州の諏訪大社同様、姫神さまを独自のご社殿でお祀りしているそうです。
その他
アクセス
東武鉄道 豊四季駅 下車300m
つくばエクスプレス おおたかの森駅下車 徒歩15分
〒270-0132
千葉県流山市駒木655番地
(047)-154-7377