日本神話で「天の岩戸」が飛来してできたと請われ、パワースポットとして全国的に有名な戸隠山の麓を中心に創建された神社です。
二千年余りに及ぶ歴史があり、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなります。
各社は神道(かんみち)と呼ばれる古来よりある自然の参道で繋がっています。
戸隠神社の社務所が置かれている中社、神輿殿のある宝光社、火之御子社を紹介します。
中社
御祭神 天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)
岩戸を開くための作戦を考案した知恵の神様。学業成就、試験合格、商売繁盛、開運、家内安全の御神徳があると信仰されています。
社殿には「龍の天井絵」があり、境内には樹齢700年を超える御神木や、樹齢800年を超える三本杉、宝物館「青龍殿」があります。
西側参道に参拝者用の大き目な駐車場が併設されていましたが、休日は参拝客で満車になっていることが多そうでした。
三本杉や大鳥居のある正門側には駐車場がなく、近隣に有名なお蕎麦屋さんが立ち並んでることもあって、結構賑わっていました。
宝光社
御祭神 天表春命(あめのうわはるのみこと)
中社の祀られてる天八意思兼命の御子神。[開拓学問][技芸裁縫][安産][厄除け][家内安全]などのご神徳があり、多くの女性や子供の守り神として信仰されています。
参道の270段ほどある長い階段の前では 近隣の農家の方が新鮮なお野菜の直売をしていました。
そこでゆでたとうもろこしを頂いたのですが、とっても甘くて美味しかったです。
九頭龍社の御朱印と併せて、社務所にて御朱印を頂きました。
火之御子社
御祭神 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
[天の岩戸]の前で艶やかな舞を踊った神。芸能、開運、縁結び、火防の御神徳があるとされています。
配祀 高皇産霊命(たかみむすびのみこと) 拷幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと) 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
火之御子社には社務所がなく、神職の方が不在のため、御朱印は 宝光社の社務所にて併せて頂きました。
宝光社から神道(かんみち)といわれる自然の参道で繋がっており、徒歩15分~20分ほどの場所になります。
境内には夫婦杉とよばれる二本杉、西行桜があり見事です。
アクセス
中社社務所
〒381-4101
長野県長野市戸隠中社
(026)-254-2001
http://www.togakushi-jinja.jp