御朱印「東京水天宮」(東京都中央区)

関東圏で安産祈願でとても有名で、戌の日には大勢の妊婦さんが参拝に訪れる神社です。
日本橋七福神の一社でもあるので、境内に宝生弁財天もお祀りされています。

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御祭神

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天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)

創世記の時代、まだ天と地が混沌としていたころに、高天原と呼ばれる天のもっとも高いところに現れたとされる神。
[安産祈願][子授け]
日本の神々の祖先神とされることから、創生の御神徳があると信仰されているそうです。

 

安徳天皇(あんとくてんのう)

高倉天皇と建礼門院を両親にもつ、平家物語で有名な平家の天皇。壇ノ浦の合戦で源氏に敗れ、8歳で海中に身を投じてその生涯を終えました。

 

建礼門院(けんれいもんいん)

平清盛と母時子(二位の尼)の娘で、高倉天皇の中宮。壇ノ浦の合戦後、その生涯を平家一門を弔うことに費やしました。

 

二位の尼(にいのあま)

平清盛の正室。清盛の死後出家し、壇ノ浦にて安徳天皇とともに入水してその生涯を終えました。

 

御由緒

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壇ノ浦の合戦で平家が敗れたあと、建礼門院に仕えてた官女が九州の鷺野ヶ原に逃れ、平家一門の霊を弔うために祠をたてたのが発祥だといわれています。

江戸時代になり、久留米藩主であった有馬家が江戸に詰める間も屋敷内で水天宮様をお祀りしたいと願ったことから、屋敷内に邸内社を設け、神様をおよびしたのが東京水天宮の始まりだそうです。

屋敷神として祀られていたものですが、一般の参拝希望が多かったため、月に一度の縁日に限り、屋敷を解放して一般参拝を許可したそうです。

明治に入り、屋敷の移転とともに赤坂に移り、その後、今の日本橋に移転しました。

 

江戸鎮座二百周年

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蠣殻町の水天宮

 

関東大震災で社殿は焼失しましたが、後日再建されたそうです。
その社殿も、平成30年で江戸鎮座二百周年を記念し、改築されることになり、参拝に訪れたときは工事の真っ最中でした。

 

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社務所

 

現在、仮宮が浜町駅付近に遷座しています。
社殿横の社務所にて、御朱印を頂くことができます。

日本橋七福神の弁財天も祀られているため、そちらの御朱印も頂戴することができるようです。
七福神巡りは改めて参拝するつもりなので神社の御朱印だけ頂きました。

 

無料送迎バス「子宝バス」

土・日・祝日・戌の日・平日の大安のみ(ロイヤルパーク—水天宮)運行しているようです。

ロイヤルパークは東京メトロ半蔵門線の水天宮駅4番出口からエスカレーターで出口に出れるようになっているので便利です。

 

アクセス

都営地下鉄新宿線 「浜町駅」(A2出口)より徒歩1分
東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」(5番出口)より徒歩7分

駐車場はありません。近隣のコインパーキング利用になります。

〒103-0007
東京都中央区日本橋浜町2-30-3
電話 03(3666)7195 ※午前8時~午後5時

ご祈祷をお願いしたい場合は、午後3時までと伺ったので参拝される前にご確認されたほうが良いと思います。