江戸時代の遊郭[吉原]の地主神・氏神として信仰されていた神社で、日本橋七福神の一社でもあり「毘沙門天」もお祀りされています。
御由緒
御祭神 宇賀之美多麻命(うがのみたまのみこと)=お稲荷さま
毘沙門天
今から400年ほど前から「稲荷祠」として鎮座しており、江戸時代には周辺地域が開拓され遊郭「吉原」で活気づいた人々に地主神として信仰されました。
その後、明暦の大火によって吉原が移転したあとは、人形町の産土神として信仰されてきたそうです。
開運・商売繁盛・災厄除け・疾病平癒
1675年社殿修復の際、本殿より「中啓」(末広扇)が出たことから、それにちなんで「末広」を神社名に冠したそうです。
なので「末広神社」と呼ばれるようになったのは、今から330年ほど前からだということになります。
縁起の良い社号にあやかって、開運・商売繁盛・災厄除け・疾病平癒の御神徳があるといわれています。
その他
日本橋七福神の一柱「毘沙門天」は正月の1~5日までの七福神めぐりのときのみ御開帳されて拝観することができるそうです。
普段は末広扇とともに、拝殿前に写真で拝観することができます。
御朱印は拝殿横の社務所で頂けるようですが、閉まっていました。
ガラス戸にインターホンでお呼びくださいとあったので、お願いして頂戴することができました。
神社の御朱印と、七福神の毘沙門天の御朱印の二種類あり、神社のをお願いしたのですが 毘沙門様のお話をお伺いしてるうちに毘沙門様の御朱印を誤って押印してしまったとのことでした。
もとから七福神めぐりで改めて参拝した際に毘沙門様のを頂くつもりでいたのですが、これもなにかのご縁を毘沙門様から頂いたのだろうと次回参拝できるのを楽しみに思えました。
アクセス
東京メトロ、都営浅草線「人形町駅」:徒歩5分
都営新宿線「浜町駅」:徒歩10分
〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町2丁目25番20
(03)-3667-4250