元記事で紹介した『古事記伝』などの書籍の写真
元記事で紹介した『古事記伝』などの書籍の写真。当サイトの以前の写真を使用しています。

御朱印をいただいた神社の御祭神を調べると、天照大御神や須佐之男命など、日本神話の名前に出会います。ここでは神社本庁が紹介する神話を手掛かりに、由緒を読むための名前と関係を整理します。神話は史実の年表とは分けてお読みください。

最初に知っておきたいこと

読み分け
古事記・日本書紀の神話には共通する話と異なる記述があります。一つの系図だけですべてを決めないようにします。
神の数え方
神を数えるときには『柱』を用います。『三柱』は三つの神を指します。
祭神名と御朱印
御朱印に必ず御祭神の名前が書かれるわけではありません。社名・由緒・境内の説明も合わせて確認します。
表記の違い
同じ神について漢字や敬称の異なる表記が使われます。各神社の公式表記を優先してください。

天照大御神・月読命・須佐之男命

神社本庁が紹介する神話では、伊邪那岐命が禊をしたとき、左目から天照大御神、右目から月読命、鼻から建速須佐之男命が生まれます。この三柱を知っておくと、神社の由緒に出てくる関係をたどりやすくなります。

これは神話の物語の中の説明です。実在の人物の出生記録や歴史上の系図と同じ扱いにはしません。由緒を読む際は、どの文献・どの神社の説明なのかも意識してみてください。

大国主神と国譲り、建御名方神と諏訪

国譲りの物語では、大国主神、その子の事代主神と建御名方神が登場します。神社本庁の説明は、建御名方神が信濃の諏訪へ移ったことと、諏訪の信仰との関係を紹介しています。

同じ国譲りでも、古事記をもとにした説明と日本書紀の説明では登場する神の組み合わせが異なる場合があります。経津主神などの名を見かけたときも、別々の物語を無理に一本の筋へまとめないことが大切です。

参拝先では、祭神と社名を一緒に確かめる

同じ名の神社でも御祭神や由緒が一律とは限りません。現地の由緒書、神社の公式サイト、神職による案内を確認し、神話とその土地の伝承がどうつながっているかを見てみましょう。

御朱印の文字を読んだだけで御祭神やご利益を断定せず、参拝先の説明を合わせて残すと記録が豊かになります。願いが必ずかなうという保証ではなく、地域で受け継がれてきた信仰を知る手掛かりとして楽しんでください。

以前の写真で見る御朱印・参拝の記録

元記事に掲載した写真を残しています。写真内の価格・期間・意匠・境内の状態は撮影当時のもので、現在の案内ではありません。

日本神話の神々の元記事に掲載した写真1
元記事掲載写真1(2014年掲載)。現在の受付条件とは分けてご覧ください。

出典と確認範囲

資料確認:2026-11-07。由緒・神話は伝承や各団体の説明として、具体的な受付条件はそれぞれの寺社の案内として読み分けてください。

公式・運営団体・博物館等の資料で本文を見直しています。写真は以前の掲載記録です。各寺社の受付条件は参拝前に最新案内をご確認ください。